FFI決勝戦へ向け、連携必殺技習得などの新たな目標も決まり、勢いづいているイナズマジャパン。
吹雪と土方のコンビに綱海と壁山のコンビ、そして風丸。
彼らは新たな必殺技習得のために個別、個人練習の時間を多く割り当てられ、
必殺技の習得に向けて全力で練習に励んでいた。
 もちろん、その他のメンバーも実力アップのために
基礎トレーニングから実践形式の練習、必殺技の改良など今自分たちにできる最大限の努力をしている。
そして、その中でも一際調子がいいのが――
先のカタール戦で過去のトラウマを克服し、全力全開となった虎丸だった。
 嬉々とした、とても楽しげな表情を浮かべてサッカーボールを蹴る虎丸。
それなりにきつい練習メニューのはずなのだが、それをこなす虎丸の表情には一切苦しげなものはない。
おそらく、練習のきつさなどよりも、この世界を相手にした大舞台で、
最高の仲間たちと共にサッカーができることの方が――虎丸にとって何倍も嬉しいことなのだろう。
 楽しげというか嬉しげな虎丸の姿が、彼の兄である幸虎の過去の姿と重なり――思わずは苦笑いを漏らす。
やっぱり兄弟なんだな――なんて、当たり前のことを思いながら、
は徐に虎丸のパスが向かう先――飛鷹に視線を向けた。

 

「――ぅわっ」

 

 何か考え事でもしていたのか、虎丸のパスなどまるで目に入っていなかった様子の飛鷹。
ベンチから飛んできた春奈の声によって初めてボールが自分に向かってきていることを知ったらしい彼は、
まともな対応もできずとりあえず胸でボールを受ける――が、
当然のようにボールは大人しくなることなく、勢いそのままにあらぬ方向へと飛んでいった。
 イナズマジャパンの一員となり、世界を相手に2試合を戦った飛鷹ではあるが、
未だサッカープレーヤーとしての実力は素人に毛が生えた程度といったところ。
一応、彼のサッカープレーヤーとしての才能の片鱗は随所で顔を見せているが――
このままの状態では、いつまで経ってもどうなることもないだろう。
 ――ただそれでも、飛鷹は円堂守という人間と、
それと同時にサッカープレーヤーとしての円堂守と真正面から向き合った。
で、あるのなら――彼の心に何らかの波紋が打たれたことは確か。
その波紋が彼の心の中で波を打っている限り、おそらく劇的に彼が変わる――その才能が開花するチャンスはなくならない。
――それがいつになるか、そこまではの知った限りではないが。
 結成当初は問題だらけだったイナズマジャパン。
だがその問題も、ここへきてだいぶ解消され始めているようには思う。
正直なところ、一番の問題不動の件は解決の糸口すら見えていない状況だが――
この問題にが首をつっこんだところでどうなるものでもない。
――というか、端からにイナズマジャパンのチーム・・・としての問題に首をつっこむつもりなどないのだが。

 

「はぁ…はぁ……」

 

 不意に耳についたのは荒い息遣い。
反射的にそれが聞こえた方へと視線を向ければ、
そこには肩で息をしながらベンチに用意されたスポーツドリンクを飲んでいる緑川の姿があった。
 未だ練習も始まったばかり――だというのに、緑川は随分と消耗している。
だが、それをは特に不思議には思わない。
なぜなら、彼はがむしゃらな練習ばかりを続け、十分な休息を取っていないのだから。

 

「(決勝が先か――壊れるのが先か)」

 

 意図せず漏れる冷静すぎる見解。
この上なく物騒な上に薄情な言葉を心の中で漏らし、ふと浮上する相変わらずの最低がすぎる考えに――
アドバイザーとして、ひいてはイナズマジャパンをサポートする立場にある人間としてあるまじき考えに、
思わずの顔に苦笑いが浮かんだ。
 ああ、やはりアドバイザーなんて向いてないのか――
と、が諦めと再考の狭間をうろうろしていると、不意にの腰元に違和感が生じる。
だがその違和感に心当たりのあったは冷静に腰元――腰につけたホルダーから
メールの着信を伝える光を放つ携帯電話を取り出し、そのままメールの内容を確認した。

 

「…? どうしたの?お姉ちゃん」
「んー?いや、面白いことになるかもなと思ってね」

 

 不思議そうな春奈と、やや怪訝そうな目金の視線を受けながら、
は携帯を片手に不敵な笑みを漏らすのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第129話:
緊急召集

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イナズマジャパンの練習の途中に送られてきた一通のメール。
そのメールに書かれていた内容は、と会って話がしたいというものだった。
 暇そうに見えて意外に暇ではないではあったが、暇を作ること自体は容易。
であるため、はこのメールを送ってきた人物と会うべく、練習の監督役を霧美に代わってもらい、
相手からの指定を受けた場所――帝国学園へと一人で足を運んでいた。
 帝国学園へとやってきたを迎えたのは一人の警備員。
既にが来ることは伝えられていたらしく、警備員はの名前を確認すると、
「こちらです」と言ってを目的地へと案内するべく歩き出す。
その警備員の後に続く形で帝国学園を進んでいけば――
がたどり着いた場所は、地下に作られたサッカーフィールドだった。
 「失礼します」と一言言って去ろうとする警備員に、は「ありがとうございました」と言って軽く会釈する。
そのの礼に警備員が軽く頭を下げると、彼はそのままその場を去って行く。
それを少しだけ見送ったは、平然とした様子で異様な熱を帯びた練習場に足を踏み入れた。
 天井に設置されたライトに照られたフィールドの上で、互いの必殺技をぶつけ合う少年たち。
かなり激しい――というか無茶な特訓方法を実践している。
だが、少年たちの目にそれに対する不満や苦痛の色はない。
代わりに彼らの目に宿っているのは、まだ見ぬ世界の強豪と戦いたい――そんな純粋な熱意だった。

 

「やってますね――瞳子監督」

 

 フィールドで厳しい特訓に励む少年たちに、ベンチから冷静な指示を飛ばす黒髪の女性――
それはエイリア学園の野望を打ち砕いたイナズマキャラバンを率い、彼らを勝利へと導いた吉良瞳子だった。
 よっぽど練習に集中していたのか、の呼びかけを受けた瞳子は一瞬驚いたような表情を見せる
――が、すぐに驚きの表情を自信に満ちた笑みに変えると、
傍にいた少年たちに練習を続けるように指示を与えての元へと近づいてきた。

 

「御麟さん、急な呼び出しに応えてくれてありがとう」
「いえいえ、私も興味がありましたから――瞳子さんの新しいチームに」

 

 そう言って、は改めてフィールドに――瞳子が新たに率いるサッカーチームの選手たちに視線を向ける。
無心でボールを蹴る彼らの顔は――少なくとも、一度は見たことのある顔ばかり。
初見となる顔はなかったが――の知る彼らとは、だいぶ雰囲気が変わっていた。
 エイリア学園――もとい、お日様園で暮らす選手たちに、にとっては馴染みのある帝国学園の選手たち。
そして、フットボールフロンティアで雷門中としのぎを削った戦国伊賀島や木戸川清修――
さらには世宇子中の選手までもが揃った瞳子のチーム。
日本屈指の実力者たちを集めた――という点では、イナズマジャパンに勝るとも劣らないだろう。

 

「…私が、サッカーの世界に戻ってきたことに――驚かないのね」

 

 好奇心に胸を躍らせながら選手たちの練習を観察していたにふとかかる――どこか困ったような色を含んだ瞳子の声。
反射的にが瞳子の方へと視線を向ければ、その声音と変わらず瞳子の表情は少し困ったような表情が浮かんでいた。
 ――しかし、それも当然なのかもしれない。
なぜならは知っていたはずなのだ。
エイリア学園の一件を機に――瞳子がサッカーから身を引いたことを。

 

「だって、端から無理だろうと思ってましたから」

 

 嫌味なく、はニコリと笑って、端から瞳子がサッカーから離れることはできないと思っていたと言葉を返す。
迷いなくそう言いきったに瞳子は一瞬、面食らったようだったが――
すぐに小さな笑みを浮かべて「そう」とに納得の言葉を返した。
 エイリア学園との戦いを始めた当初、
瞳子はサッカーをエイリア学園を止めるための手段としてしか認識していない――そう、は思っていた。
しかし、エイリア学園の真相を知り、はその考えを180度改めていた。
本来であれば、彼女はサッカーというスポーツを純粋に愛していた――大切な実兄が熱中し、愛したものなのだから。
 そんな、サッカーを愛する一人である瞳子が、
イナズマキャラバンの心まで繋がるサッカーを知ってしまった以上、
サッカーから身を引くなど、よっぽどのことがない限り――無理な話なのだ。

 

「――とはいえ、この短期間で戻ってくるとはさすがの私も予想外でしたけど」
「ふふ、そうね。半年も経たないうちに、だものね。
…でも、私は――彼の思いに応えずにはいられなかった」

 

 真剣な表情でそう言った瞳子の視線の先――そこに居るのはクセの強い黒髪を高い位置でくくった長身の少年。
力強いドリブルで彼は前へと進むが、その行く手を2人の選手がディフェンス技を使って阻む。
抜けるか――と思ったが、二人目の選手のディフェンス技をかわしきれず、
彼は無残にも吹き飛ばされ、ボールを奪われてしまった。
 吹き飛ばされた黒髪の少年。だが、彼の目に宿った闘志は一切失われていない。
それどころか、突破できなかったことに対する悔しさを糧に――更にその闘志を燃やしているようにすら見える。
その凄まじい執念――言い換えればサッカーへの情熱に、は思わず苦笑いを漏らしてしまった。

 

「確かに、あれは瞳子さんを動かすだけの熱量がありますね」
「ええでも、あの闘志思いを持っているのは彼だけじゃない――それはここに居る全員が持っているものよ」

 

 確信を持った様子で力強く断言する瞳子。確かに、彼女の言っていることは間違っていない。
その熱量は違えど、彼らは皆その強く熱い闘志を持っている――ただ、残念ながら例外が一人だけ居るのだが。
 自分の仕事をそこそこにこなしながら、暇なしに視線を向けてくるのは一人の少年。
この練習場に居る少年のほとんどがサッカーユニフォームを着ているのに対して彼はジャージ姿。
考えるまでもなく、彼はこのチームのマネージャーということが想像できるのだが――
マネージャーにしても、チーム全員が真剣に特訓に励んでいるところに、その浮ついた態度はいかがなものか。

 

「……普段から『ああ』ですか」
「そんなことはないわ。
いつもはチームの空気を読んでチームの和を保ってくれている――あれは…あなたが来ているから、ね」

 

 相変わらずの方へと視線を向ける少年の姿を前に、苦笑いを漏らし言う瞳子。
それに対しては引きつった笑み――というか申し訳なさそうな笑みを浮かべて「ならよかったです…」と返す。
すると、そのにの様子に瞳子はもう一度苦笑いを漏らす――と、
その次の瞬間に、瞳子は表情をデフォルトな冷静な表情に変えると、フィールドで特訓に励む少年たちに休憩の号令をあげた。
 休憩の号令――それが上がった瞬間、多くの選手たちがその場にへたり込む。
だが、体力の消耗が激しい必殺技の特訓をしていたのだからそれも当然か。
数名の選手たちはのろのろとベンチへと戻ってきたが――ベンチに座ると疲れ果てた様子でうなだれる。
そして、そんな選手たちとは対照的にマネージャーの少年といえば、
嬉々とした様子でこの上なくテキパキと選手たちにタオルとスポーツドリンクを配り、
あっという間にとりあえずの自分の仕事を完了させる。
 そして――

 

〜〜〜!!」
「………………」

 

 涙を、鼻水を、流しながら無遠慮にに抱きついてきたのはマネージャーの少年――九郎。
盛大、どころかもう過剰ともいえる歓迎に、色々と思うところがありすぎたの表情は、何の感情も映さない無表情。
が、その無表情が語るところがマイナスの感情であることは明白
――なのだが、おいおいと号泣する九郎をとめることができる人物など――残念ながら一人しか居なかった。

 

「…九郎…、いい加減落ち着きなさいよ…」
「っだって!だってが…!イナズマ…イナズマジャパンのぉ…!!」
「………それ、あんまり連呼しないでくれる?……物凄く敵意の視線が…」

 

 号泣する九郎を宥めるように彼の頭を撫でながら、
はグサグサと刺さる選手たちの敵意の視線から逃れるように視線を誰も居ない方向に逸らす。
普段であれば、この程度の敵意の視線などにとってさして気になるものではないのだが、
号泣する九郎が抱きついているこの状況――
いたたまれない気持ちになって精神的に落ち込んでいるには、耐え難いものだった。
 そんなの気持ちなど露ほども知らず、抱きついたままおいおいと泣く九郎。
こうなった九郎は基本、止めれらない――言葉では。
一応、実力行使で物理的になり、暴力的になりにあれば止められるのだが、
さすがにこの敵意の視線が集中する中でそれを実行するだけの心の強さは今のにはなかった。
 今の自分にできる良策が見つからず、は助けを求めるように瞳子に視線を向ける。
しかし、さすがの瞳子もここまで大泣きしている九郎を宥めきれる自信がないのか、
苦笑いを浮かべるだけで――一向に助け舟を出してくれそうにはなかった。
 まぁ、瞳子に過度の期待はしていなかった――が、好転しそうにない状況に、
思わずがため息を漏らす――と、不意に大きな手が九郎の背中をポンポンと叩いた。

 

「谷田野、少し落ち着け。御麟が困っているぞ」
「ぅ…ぅぅ……源…田ぁ……」
「ってゆーか…いつまで御麟さんに抱きついてんですか谷田野先輩はー」
「うわー!ちょー?!引っ張らないで成神ー!」
「ちょっ…!九郎っ、一旦離れなさいって…!倒れ――倒れるから!!

 

 から一向に離れようとしない九郎に痺れを切らせ、実力行使に出たのは――帝国イレブンの一人である成神。
不機嫌そうな表情を浮かべ、成神は九郎の襟首を掴み強制的に九郎をから引き剥がそうと試みる。
そして、引き剥がされようとしている九郎といえば、急な成神の実力行使に驚いて更にに強く抱きついてしまい――
にかかる前方への付加が倍加する事態となってしまった。
 離れろと言うの言葉を聞かない九郎。
そして、引っ張るなと言う九郎の言葉を聞かない成神。
わーわーと阿呆なやり取りを繰り広げる3名に誰もがげんなりしはじめた頃――不意に成神の頭にぽんと手が伸びた。

 

「やめろ成神。状況が悪化している」
「…谷田野先輩が離れたら、やめます」
「――だそうなんだが?」

 

 落ち着いた様子でそう九郎に声をかけるのは――帝国イレブンの一人である寺門。
冷静な彼の言葉に、とりあえず九郎も平静を取り戻せたのか、「う〜…」と唸りながらも九郎は大人しくから離れた。
 やっとのことで色々なことから開放された
やっとの開放に、疲れの色を含んだため息をが漏らすと、
帝国イレブンの一人である源田が心配そうに「大丈夫か?」と声をかけてくる。
そんな心優しい源田に色々と申し訳なく思いながら、は苦笑いを浮かべながらも「大丈夫よ」と返す。
すると、色々を察したらしい源田も苦笑いを浮かべて「そうか」と納得してくれた。
 ぐたぐたな結末ながらもやっと落ち着いた事態。
やれやれといった様子でが心の中でため息を漏らすと――不意に瞳子が少し驚いた様子で口を開いた。

 

「…寺門くんたちと…親しかったの……ね…」
「ええ、帝国レギュラー陣とは縁あって。あとこのチーム内で親しいのは――」

 

 ぐるりとフィールドを見渡し、その流れではベンチにも目を向ける。
そしてそこでの視線がピタリと止まり、その先に居るのはキナリ色の髪の少年――厚石茂人。
彼はエイリア学園においてはヒートと呼ばれていた選手だ。
 が笑って手を振れば、厚石も笑って応えてくれる。
他のお日様園の選手ではこんなやり取りはできない
――が、と彼の間には共通の友人がおり、彼を通しては彼と一定の友好を築いていた。
――ただ、その友人たち双樹兄弟が原因で、その他のお日様園の選手との亀裂を生んでいることも――また確かなのだが。

 

「……監督、何故彼女をここへ?」

 

 冷静だがどこか警戒の色を含む声。
その声の聞こえた方へと視線を向ければ、そこに居るのは黒髪の少年――砂木沼治。
エイリア学園においてイプシロンのキャプテンを務め、
幾度となくイナズマキャラバンを苦しめたデザーム――その彼の本来の姿が、今が目の前にしている少年だった。
 監督である瞳子の手前、極限にまで感情を押し殺している砂木沼。
しかし、サポートメンバーとはいえ、彼らが打倒を目指すイナズマジャパンの一員であるを前にしては、
その感情の抑制にも限界があるらしく――を見る砂木沼の視線には強い警戒が宿っている。
そしてそれは、帝国イレブンメンバーと厚石以外の選手たち全員にも言えることだった。
 砂木沼たちのに対する警戒――
それは裏を返せば、彼らのイナズマジャパンに対する対抗心の強さを表しているともいえる。
それはにとってこの上なく居心地が悪いが、彼らの負けん気の強さには好感が持てる。
自分の目指すチームのそれではないが、これはこれでと思えば――自然との顔には不敵な笑みが浮かんでいた。

 

「我々ネオジャパンとイナズマジャパンによる代表入れ替え戦――それを受けてもらうためよ」

 

 砂木沼の問いに対して、冷静に、ごく平然と、
をここ――日本代表チームの座を狙うネオジャパンのメイン練習場へと招いた理由を答えた瞳子。
だが、自分たちの求めた答えを得た砂木沼たちのリアクションは――驚きによってないに等しいものだった。
 砂木沼たち――ネオジャパンにとって、
イナズマジャパンに勝利することは悲願であり、世界の舞台に立つための絶対条件でもある。
だがそれも、イナズマジャパン側がネオジャパンの挑戦を受けてくれないことにははじまらない――
そして、そのチャンス試合を取り付ける交渉相手として瞳子が選んだのが
――要するに、彼らのチャンスを活かすも潰すも――次第ということだ。

 

ネオジャパン我々の挑戦を――受けてくれるわね?」

 

 に集中するネオジャパンの選手たちの視線。
 不安や不信――それらのマイナスの感情ばかりが注がれているが、それに対するの感想などはない。
彼らが自分のことをなんと思おうと――彼らの姿を見た時点で、の判断は決まっていたのだから。

 

「ええ、受けて立ちますとも。だから全力で――勝ちに来てくださいね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■あとがき
 原作では急な挑戦だったネオジャパン戦ですが、こちらではちゃんとアポとってました(笑)
 エイリア編とFFI編本編の間に、夢主は一度お日さま園を訪れてたりします。
ぶっちゃけ、そういう番外編こそ書けっつー話なんですが、本編スト−リーを優先したかったです(泣笑)
…いずれ、時間を作って――書きたいんですけどどうなることやら!(逃)