陰陽大戦記チーム


太刀花リク
 西方を守る天流の長を務める少年。
歳若くして天流の長という大役を任されているが、それでも賢明に使命をまっとうしようと頑張っている。
闘神士にはなったばかりだが、その驚異的なセンスと気力によってその実力は天流の2番目位置についている。
 はじめはただがむしゃらに闘神士として妖怪を退治してきたが、
妖怪の存在理由と人を苦しめない妖怪――所謂「よい妖怪」の存在を知り、センカのように非情にはなりきれず心を痛める。

白虎のコゲンタ
 リクと契約している式神。
はじめは頼りないリクを自分のパートナーであることを不満に思っていたが、
今ではヤクモ、モンジュに次ぐ良きパートナーとしてリクを認識している。

大神マサオミ
 東方を守る神流に所属する青年。
ひょうひょうとした様子で常に自分の手のうちを明かさない。
しかし、仲間を守るためには力を惜しまず、その実力を発揮している。
 「よい妖怪」の存在は認知しているが、それでも仲間を守るためにと心を鬼にして戦っている。

青龍のキバチヨ
 マサオミと契約している式神。
はじめはウスベニと契約していが、色々あって今はマサオミの式神としてその力を振るっている。

飛鳥ユーマ
 南方を守る地流の長を務める少年。
熱血で猪突猛進型ではあるが、それでも多くの仲間やその他の人々を守るために、
地流長という大役を背負い日々修業に明け暮れている。
 リク同様に「よい妖怪」の存在に戸惑い、よい手立てはないかと模索するも、
最後には家族や流派の仲間を守るために戦いの道を選ぶ。

白虎のランゲツ
 ユーマと契約している式神。
以前はマホロバという人間と逆式を起していたが、現在は呪縛から開放されユーマの式神として修業に付き合っている。

吉川ヤクモ
 天流最強と謳われている青年。
コゲンタ共にマホロバを倒したことによって、その存在は生きながらにして伝説と化している。
 「悪い妖怪」を退治しながら旅をしている。
「よい妖怪」に助けられたこともあり、妖怪を見分けることをする珍しい存在。
センカの非情過ぎるやり方に反発している。
そのため、監視の意味も兼ねてビャクヤが補佐に付けられているという噂がある。

青龍のブリュネ
雷火のタカマル
榎のサネマロ
消雪のタンカムイ
黒鉄のリクドウ

飛鳥ソーマ

雷火のフサノシン

西郷テル

赤銅のイソロク

ナズナ

柊のホリン

タイザン
 ウツホの参謀的な役割を果たす男性。
その性格は厳格で神流にはもちろんその他の流派の人間にも厳しい。
腹心の部下にガザンという男がいる。
 両親を妖怪に奪われたことから、魂流のセンカ同様に妖怪はすべて倒すべき存在と認識している。
妖怪を倒すためには非情な策も卑怯な手段も使うべきだと考えている。 

霜花のオニシバ

ウツホ
 東方を守る神流の長。
リク同様に若くして長という大役を任されているが、その実力は高く神流最強の名を欲しいがままにしている。
神流の面々からとても良く慕われている。
 妖怪たちと心を通わせることができるため、とてもこの戦いで心を痛めている。
人間と妖怪がともに歩む道を模索したいと感がているが、
体が弱いこともあって強く意見をいえない立場にあり、センカに意見できていない。

夢主・心皇センカ
 北方を守る魂流の長。
女でありながら長の地位についている異例者。歳も若くしてその役職についている。
 この第弐次陰陽大戦を勃発させた張本人。
恨み、憎しみを抱いているわけでもないのに必要以上に妖怪たちを殲滅しようと力を入れている。
「よい妖怪」の存在を知りながら、あえて非情な手段をとれる冷酷さをもっている。

龍虎のヒョウオウ
阿修羅のミロク

心皇ユエ(キンカ)
 センカの弟(兄)にあたる少年。呪術によって戦うことができない体になっている。
 異常なまでに妖怪たちを退治しようとするセンカを心の底から心配している。

朱玄のライヒ

男夢主・心皇ビャクヤ
 魂流でありながらヤクモの参謀役を勤めている青年。式神を使役しない陰陽師。
 ヤクモの行動を逐一センカに報告しているある意味でスパイ役。
しかし、あくまでそれは仕事故。考えとしてはヤクモを支持している。

寺恩ユウゼン


 

 

 

 

 


妖逆門チーム


多聞三志郎
 妖と心をかよわせることができる特異な少年。
火属性最強といわれる焔斬と戦いを共にする。火頭で更に五頭のリーダー。
 一度だけ怪我をして困っているときにヤクモに助けてもらった過去を持つ。
そのため、闘神士にも自分たちのことを理解してくれるものはいると信じ、
あまり人間たちとの戦いには参加したがらない。
それでも、闘神士たちとの戦いで仲間が傷ついたと聞くと、
いてもたってもいられず加勢に向う仲間思いな一面もある。

フエ(不壊)
 永久の命のもと三志郎のお目付け役兼護衛役を請け負っている。
個魔と呼ばれる妖で普段は三志郎の影の中にいる。
焔斬
 火属性最強と謳われる妖。三志郎の力によって焔龍に進化(?)することができる。
因みに、人は食べません。魂も食べません。

須貝正人
 永久の腹心を名乗る少年。
妖を使役する能力が非常に高いが、妖を思う気持ちがなく妖たちからは嫌われている。
しかし、三志郎や永久たちを見ているうちに、個魔のウタと主力妖である豪焔には心を開きつつある。
 闘神士は全て敵と認識しており、闘神士に対するその非情さは仲間内でも有名。

ウタ
豪焔
 焔斬に次ぐ力を持った火属性の妖。
はじめは正人を嫌っていたが最近は「戦友」として認めはじめている。正人の力を借りて斬波へ進化(?)できる。
因みに、人間の魂を食らってその生命を維持しており、更には力の強化にも人間の魂を必要とする。

ロンドン(三枝敏雄)
 金頭。

ギグ
三日月
 ロンドンの力を借りて寒月に進化(?)できる。

日野亜紀

ハル
麒麟
 亜紀の力を借りて刃金に進化(?)できる。

隠岐清

ナミ
とどろきさま
座敷童

ミック(川口幹春)
 木属性最強の華孔雀を使役する少年。しかし、その軟派な性格から木頭にはなれず、その地位を詩織に譲っている。

デコ
華朧
 ミックに愛を捧げる妖。
ミックからは妖としては信頼されているが、それ以上には思われていない。
ミックの力を借りて華孔雀に進化(?)できる。

里村修
 土頭。

ムガ

華院重馬
 永久を守護する華院家の当主。
前線には立たず常に永久の傍に仕えている。その妖を使役するセンスは三志郎や正人に勝るとも劣らない。

くらぎ
 永久から借りている妖。その陰の力は強大で、重馬の力をもってしても簡単には操ることはできない。
 人間から家畜までそれらの命を食らってその巨大な体を維持している。

華院要&華院甍

華院ミツキ
 華院家の末っ子でまだまだ未熟な妖使い。三志郎と兄重馬に憧れている。

蕪木 雪ノ心
 三志郎と同じく妖と心を通わせることのできる少年。
水属性最強の白王を使役する。基本的にマイペースであまり仕事をしない。水頭。
 闘神士との戦闘は命令をされない限りは基本的にしない。
闘神士の中にもいい人間はいるということを理解しているが、人間の業には厳しい意見をもっている。
ヤクモと何度かであったことがある。

白王
 水属性最強と謳われる妖。焔斬と対をなしている。雪ノ心の力を借りて綺龍に進化(?)できる。

文月 詩織
 五頭唯一の女子。花孔雀に匹敵する妖刃羽を使役することができる。木頭。

刃羽
 永久から譲りうけた詩織の必殺撃符。

きみどり(逆門)
 最高の妖力を持つ妖。常にねいどを傍においている。人と妖の戦いに心を酷く痛めている。

ねいど
 きみどりによって作られた妖怪。常にきみどりの傍にいる。戦いは嫌うが強い。

夢主・永久
 妖軍を指揮する最強の妖使役者。
陰陽属性を巧みに操り最強の名を欲しいがままにしている。
基本的に前線には姿を見せないが、大切な弟子たちの危機には危険をかえりみず飛び出すという一面もある。
 闘神士たちとの戦いは避けられないものと既に悟っている。
しかし、闘いは好きでも、戦いは好きではないので、自ら戦いを無用に仕掛ける事はしない。

ハエ(兄)&ランエ(弟)
 永久に忠誠を誓っているフエの兄弟個魔。
月兵
 永久の参謀としても活躍する妖。永久によって作られた存在であるため、永久を至上としている。

 

 

 

 

 


歴史設定
 世界にはいたるところに妖怪が跋扈しており、妖怪たちは人を食らって生きている(食べなくても生きていける妖怪もいる)。
そんな世界を悲観した人間たちに神が与えた力が「式神」である。その式神の力によって人間たちは妖怪に対抗する力を得る。
しかし、「力」を得たことによって己が力を過信した人間たちは妖怪狩りをはじめる。これを「第一次陰陽大戦」と呼ぶ。
それによって妖怪が世から消えうことを危惧した妖・逆門は、人間たちに抵抗するべく妖怪の軍を作る。
妖怪の軍隊は巨大な力を有し、すぐに戦況はひっくり返り、人間たちはまた妖怪に脅える日々を送ることになる。
 それから数百年後、天流、地流、神流、魂流の全宗家が一挙に揃い、妖怪たちに虐げられる日々を打開しようと立ちあがった。
こうしてはじまったのが「第弐次陰陽大戦」である。

闘神士設定(陰陽師、陰陽闘神士、陰陽巫女含む)
 闘神士は闘神士になったそのときに「流派」に所属し、その流派ごとの流儀で鍛練や修業を積む。
そして、妖怪を退治し、人々が安心して暮らせる世を作ることが、流派を問わない彼らの最大の目的である。

式神設定
 「神」によって作られた神の使い。人間にとっての救世主となる存在。妖怪に対抗しうる唯一の「力」。
妖怪たちとはある意味で近い存在だが、立場が違うため、多くの人間に慕われている。
流派とは?
 闘神士たちが所属する部隊のようなもの。天流は西、地流は東、神流は南、魂流は北を守っている。
都の真西に天流の本拠地、真東に地流の本拠地が――という感じで本拠氏が存在しており、
都の中心部には「中央殿」と呼ばれる闘神士たちの総本山がある。中央殿の陥落が人間の敗北といえる。
 現在、中央殿はウツホが守護に当っており、その補佐にモンジュとミカヅチがあたっている。

妖使役者設定(所謂ぷれい屋)
 人間に近い容姿をしているが、実は人間ではなく妖(精霊)。精霊であるため人間は食べない。
しかし、妖怪を殺す人間を嫌っているものは多く、また仲間を殺され恨みを持つものも多い。
 妖たちに力を与えることができる撃盤と撃符という道具を使い妖たちの戦いをサポートしている。

妖怪(妖)設定
 人間の業によって生み出された負の存在で、実は人間に罰を与えるために「神」が生み出した存在。
そのため、人を食らったり、天災を起したりする力を持つ妖怪もいる。
 しかし、「神」が予想した以上の人間の業と、妖怪たちの繁殖力とによって、その存在が逆転しつつある。
既に第弐次大戦時代には既に数は逆転しており、領地も完全に妖怪が治める領地の方が大きい。
(大陸の3分の2は妖怪たちによって制圧されている。)
五頭とは?
 火、金、木、土、水の属性を持つぷれい屋の頂点に君臨するぷれい屋たちのことを指す。
火は三志郎。金はロンドン。木は詩織。土は修。水は雪ノ心。
 因みに、陰陽のトップは永久なのでいないものと扱われている。