性格設定：
　非常に責任感の強い性格。また結構な心配性。
ただしこの心配性は、相手が自分より弱いから――という傲慢なもの。
自分を一定の強者であると自負しているが、敗北を経験しているため驕りはない。
「心皇」の名に並々ならぬ誇りを持っており、その点に関してだけは非常に頑固。
　黙っていると無愛想に見えるが、仲間と認めた存在には笑顔を見せ接する。
敬遠されても、笑顔を崩すことをせずに、一定の距離を保ちつつ良い関係を築いていくタイプ。
　普段は比較的落ち着いた雰囲気だが、一旦テンションがあると超無邪気になる。

立場設定：
　心皇家に名を連ねる、隻腕だが優秀な退魔士。
審神者としての任を任せられるまでは、心皇からの指示を受けて全国を渡り歩いていた。
　審神者となってからは、やや癖のある性格と性別、
そして隻腕であることから、一部刀剣からの不信を買っていた。
しかし、他の刀剣の仲介や、真っすぐな付き合い方、そして純粋な実力によって、
着実に多くの刀剣たちの信頼を得ていっている。

経歴設定：
　要家末席の家の子――だったが、才を見込まれ心皇の分家の養子として引き取られ、
幼少期より心皇本家で退魔士としての修行を行う。
その折、色々あって心皇当主が所有していた薬研藤四郎を目覚めさせており、
それ以降、薬研とは行動を共にし、兄妹のような関係を築いた。
しかし、本家を離れる際に、刃は薬研を当主に返却している（強制）。
　神斬姫と呼ばれる鬼を退治するという任務を請け負った際に、
神斬姫の横取りを狙った別組織の妨害によって、１０人の仲間と左腕を失っている。
それ以降、罰として心皇の駒として任務をこなすようになった。

戦闘能力設定：
　左腕を失っているが、それでも非常に高い戦闘能力を持ち、刀剣たちにもまったく引けをとらない。
それも全ては人外相手の戦いを長く続けていた経験と、日々の鍛錬の積み重ねによるもの。
　剣術を最も得意としており、その隙間を埋めるように、格闘技の鍛錬も積んでいる。
そのコンボは歴戦の刀剣たちでも肝を冷やす勢いとキレがある。
ただ、陰陽術は不得手で、大きな術はまったく使えない。
しかし、召喚系は相応の修練を積んでおり、それを使用した戦闘形式もある模様。

対人関係：
　陸奥：信頼の初期刀。自分にはない強さを持った尊敬できる存在。
　歌仙：何かと世話をやいてくれる存在。文化人な彼に色々を刺激を受けている。
　薬研：昔馴染み。現在は主従の形をとっているが、根っこは確り者の兄と引っ込み思案の妹。
　和泉：主と認めない筆頭。ただ、共に戦う仲間としては認められている。

その他：
　・気力は人並み以上を有するが、術士としての才能は並以下。
　・気力で義手を構築できるが、気力のコントロールが難しいため、滅多に使わない。
　・仲間を失ったショックからか、事件以降肉体の成長が止まっている。
　・加護を受ける神の関係から名を明かしている。