「………」 とりあえず、色々な方面において、トラブルと呼べる問題が起きることなく終幕したプレ公演。 …思ったよりもだいぶ好感触だったら今回の公演――…ではあったけれど、
「……ある意味、それだけ意識してもらえてるってことなんだろうけど――…ねぇ?」
公演終了後、 凄かった、楽しかった、感動した――等々、簡素な感想が半数以上を占めている――ことが多い中、 簡素な称賛、ざっくりとした批判――からの1から10までの自己アピール。 魔法を使える人間が、この世界においては
「(…それに対して頭脳派寮は……)」
ポムフィオーレ寮のアンケート結果が、やや批判的なのに対し、オクタヴィネル寮及びスカラビア寮は、肯定的――というか 思惑はそれぞれなのだろうけれど、オクタヴィネル寮とスカラビア寮に関しては、直接的な …それでも、ユウさんたちを通して「ファンタピアのマネージャー」と接触を図ろうとする生徒に関しては、
「……さて、
半ば履歴書だったポムフィオーレ寮、接待感想文だったオクタヴィネル寮&スカラビア寮――とは打って変わり、 昔見た――と、 ――で、今回の公演における観客の
「…『良』ってことで、…いーのかなぁ〜………」 |
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「マネージャー、自分はもう我慢できません」
ファンタピア内にある事務室に、ノックも挨拶もなく入ってきたと思ったら、 前触れもなければ、更には
「ぁ、あの…ヘンルーダさん?い、以後気を付けますので、脱退とか離脱とかはご勘弁を…!」 「……………は?…なんでそんな話に……」 「…?…私のセクハラが我慢ならない――…のでは??」 「…………………セクハラの自覚…あったんデスか…」 「……自覚なくとも、相手が 「…それはご尤も――………ですがっ、それとは全くの別問題です!」 「んー…?…なら…なにが『我慢ならない』と?」 「――…イデアの処遇についてです!!」
いつぞやの …ぁあうん。確かにヘンルーダさんには「我慢ならない」と思います。
「いつまでイデアに猶予を与えておくつもりですか!アレに時間を与えたところで時間の無駄です! 「…だからって、その都度誰かが手を引くのも、差し伸べるのも不味いでしょう。 「……… 「…基本的に、私は
世の学生の全てが、自分の「仕事」に責任を 私が、最も忌み嫌っているのは――…部活動感覚で、 …ただ、それとは逆に、学生の青春を食い物にする
「…… 「…」 「…確かに、アレには失敗の責任を転嫁する傾向があります。
私の不安を理解し、更にヘンルーダさんは、シュラウドさんの個人的な不安要素も認めた―― ――それに、よくよく考えれば心構えがなっていないなんて 「一人前」の心構えがなっていない――なら、そのように
「…――わかりました。私も腹を決めましょう」 「…………マネージャー…?」 「…いいんです。一ヵ月経っても
初めから完璧な人材を迎えたい―― ――…ただまぁ………
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■あとがき (たぶん)鬼門の二章、開幕となりました。ド初っ端から版権キャラ出てこなかったぜ!(泣笑) 次回では登場予定ですが、しばらくサバナクローの「サ」の字も出てこない展開が続きます。別名サバナクロー編なのに(苦笑) |