マーキャ地方設定集
■基本設定
人間よりもポケモンの数の方が遙に多く、ポケモンたちも独自の進化(文化的な意味で)を遂げており、
人間同様にほかの種族とも共存するかたちの「集落」を築いて生活しているポケモンもいる。
広大な土地を持つが、その大半が人間に犯されていないそのままの自然が残っている。
また、人に犯されながらも自然のあるべき姿を保っている町(里山的な感じ)が多いため、
マーキャ地方全体が自然遺産として登録されており、
自然と文化を守るために他地方との行き来に関して厳しい一面を持つ。
マーキャ地方から他地方へ、他地方からマーキャ地方へ渡ることが許されるのは、
ポケモン協会から許可を受けた極一部の人間に限られている。(ポケモンはある程度、好き勝手に行き来ができる。)
更に、マーキャ地方は、1年に受け入れる人間の数を決めており、不必要な人間の受け入れは行っていない。
しかし、その枠に含まれない特別な、トレーナーに限った推薦枠がある。
その条件は、ポケモン協会が認めたジムバッチを2地方分制覇し、
協会が認めたポケモン博士、リーグチャンピオン、協会理事からの推薦を貰うこと。
非常に厳しい審査基準であるため、ほぼ忘れられつつある。
人間が少なく、末端にまでポケモン協会の目が届いていないことから、
不正に対する取締りが完璧とはいえない状況にある。
そのため、ポケモン協会の目を盗んでポケモンの密輸、密売、乱獲が横行している。
近年においては、実力あるポケモントレーナーがジムリーダーとなったこともあり、
悪質なハンターたちを取り締まることができるようになってきているが、
他地方に比べると格段にポケモンの密輸入は多い。
このような横暴な人間たちに対抗するため、
マーキャ地方のポケモンたちは組織力が非常に発達しており、また戦闘能力が高い個体が多い。
▼トレーナーライセンス制度
マーキャ地方には、年齢によるポケモントレーナーの制限はない。
しかし、一切の制限がないわけではなく、ポケモントレーナーになるためには、
「トレーナーライセンス」と呼ばれる資格の取得が絶対条件となる。
試験を受けること自体には年齢制限がないので、理論上は13歳未満でもトレーナーになれる。
(※勝手設定で、版権地方ではポケモントレーナーになる権利が得られるのは13歳からとしています。)
ただ、大人でも勉強を怠ると落ちてしまうような試験なので、子供が合格することは難しいといわれている。
このライセンス制度によって、マーキャ地方ではポケモントレーナーになるのは容易なことではない。
そのため、他地方よりもポケモントレーナーの数は多いとはいえない。
しかし、ライセンスを取得しなくとも、モンスターボールの使用が認められないだけなので、
ペットや家畜、家族としてポケモンと一緒に生活している人は多い。
因みに、他地方からやってきたトレーナーには免許が自動的に発行され、交付される。
また、マーキャ地方でトレーナーライセンスを取得しても、
他地方では無効のものとされ、13歳未満の子供はトレーナーとして認められない。
▼ジム設定
マーキャ地方には、ポケモン協会公認のポケモンジムが全部で16ヶ所存在している。
ジムそれぞれにC、B、A、Sランクの4つの内のいずれかが設定されており、
各ランクのバッジを2つずつ獲得することで、ポケモンリーグへの挑戦を許される。
Cランク Bランク Aランク Sランク オウタンジム
キャラジム
ツユクサジム
ベニトビジムマソオジム
アオニジム
ウスキジム
フタアイジムツルバミジム
トウオウジム
ハクジジム
ビロウドジムコキアケジム
ロクショウジム
ショウブジム
ハズネジム
ジムリーダーのランクは、ポケモン協会で行われる試験によって設定される。
試験内容は、筆記と実技の2種があり、ランク選考には実技が強く重視されるが、
あまりに筆記の点数が悪いと、最悪ジムリーダーを解任させられることがある。
試験はジムリーダーの就任期間によって定期的に再試験が行われる。
就任期間が短いジムリーダーは短いスパンで行われ、主任期間が長いジムリーダーは滅多に行われない。
ランク選考は基本的には、ポケモントレーナーとしての実力(バトルの才能)を重要視されるが、
就任期間が短いと、実力が同じであっても下のランクに認定されることがある。
というのも、各ランクに4つのジムしか認定できないため、
+α要素として、指導者としての資質を考慮するためである。
ジムリーダーの選考基準は、ポケモントレーナーとして優秀であること。
これはポケモンジムが、悪質なハンターに対抗するための力(もしくは抑止力)としての意味を持っているからである。
また、それと同様に人としての人格も、大きな選考要素となっている。
最近のジムリーダーは、ポケモン協会が選考して任命したトレーナーよりも、
実力あるトレーナーや街の有権者によって推薦され、採用されたジムリーダーの方が多い。
因みに、ジムリーダーになるための最低必須条件として、特殊能力者であることが求められる。
マーキャ地方のジムリーダーは、新人が多い。
というのも、悪質なハンターの取締りのために、十数年前からジムを増やし始めたということがあり、
最近できたジムが多いということが一番の要因である。
また、最近世代交代が行われたジムが数箇所あったことも一因。
・ポケモンによる、ポケモンのためのポケモンジム
マーキャ地方では、野生のポケモンでもポケモンジムへ挑戦することができる。
これは遙か昔からポケモンの集落に存在した「訓練所」が、
人間との共存関係を結ぶにあたって、ポケモンジムへと改められたという経緯があるためである。
そういった流れを汲むため、ポケモン協会に認められていないポケモンジム(訓練所)がいくつか存在する。野生のポケモンのジム戦においては、人間は一切関わることはなく、ポケモンたちの間だけでジム戦が行なわれる。
ジムの頂点に立つマスターポケモン(=ジムリーダー)に勝利すればバッチを授与され、
最低でバッチを8個獲得できれば、ポケモンリーグへの参加を許される。このポケモンのジム戦は、単身でも挑戦できるが、最大で4体までであればチームで挑戦できる。
しかし、チームで参加した場合は、「チーム」としてでしかポケモンリーグに参加できず、
単身でポケモンリーグに参加するためには、改めて単身でジムに挑戦しなくてはならない。
(※単身でバッチを制覇したポケモンは、チームを組んででもリーグに挑戦することができる)マスターポケモンは、ジムリーダーのポケモンであることが多いが、
Cランク、Bランクのジムにおいては、ジムポケモン(野生)が勤めている場合がある。
これは、ジムリーダーよりもマスターポケモンの方が強い場合や、
ジムリーダーのポケモンが指導者として力不足であった場合に起きる。
ジムポケモンとなっているポケモンたちは、その土地の自警団の一員であることが多い。
▼ポケモンリーグ設定
ポケモンリーグは、ポケモン協会公認のバッチを集めた者だけが足を踏み入れることを許される。
しかし、ポケモンリーグ(ギンシュシティ)内にあるグランドギニョールに関しては、その限りではない。・トレーナー(人間)にとってのポケモンリーグ
トレーナーにとってのポケモンリーグは、他地方と変わらず四天王への挑戦、そしてチャンピオンへの挑戦である。
マーキャ地方の頂点に立つチャンピオンに勝利すれば、自身がポケモンリーグのチャンピオンとなることができる。
が、それを断ることももちろん許されている。(チャンピオンの称号はもらえる)・ポケモン(野生)にとってのポケモンリーグ
ポケモンにとってのポケモンリーグとは、ポケモンによるポケモンのためのバトル大会である。
このバトル大会は、単身ではタイプ別で行なわれ、チームの場合には人数ごとに分けられて行なわれる。
因みに、4グループに分かれてのトーナメント方式で行なわれ、最後に勝ち残った4体での総当たり戦で順位が決定する。
単身の大会でベスト4位内に入ることができた場合、
グランドギニョール、もしくはジムポケモンとして、有給の特別な役目を負うことができる。
断ることも可能だが、名誉かつ、安定した給与を得られることもあり、大概のポケモンはその役目を引き受けている。
チームでの大会の場合も、ベスト4位内に入ることができた場合、有給の特別な役目を負うことができる。
ただしその役目とは、ポケモン協会所属の傭兵団というもので、単身の役目よりもずっと危険が伴う。
そのため、その役目を引き受けるものは少ない。
▼特殊能力者の存在
マーキャ地方にはポケモンが人の姿をとるという文化があり、
その関係によって人間側にも特殊な能力を与えられる人間がいる。
その能力とは、原型状態のポケモンの言葉を理解するという能力。
しかし、能力の範囲には個人差があり、すべてのポケモンの言葉を理解できる人間もいれば、
心を通わせているポケモン(具体例:ゲットしていて、ある程度の懐き度があるポケモン)の言葉しか分からない人間もいる。
この能力は「守護神」から認められることで得ることができる能力だが、
両親や先祖の中に、能力を有している人間がいた場合、
当人の才能によるところが大きいが、先天的にこの能力を有して生まれる場合がある。
また、成長後に何かの拍子で能力が開花する場合もある。○当サイトのオリジナルトレーナーたちについて。
当サイトのオリジナルトレーナーたち(各ゲーム主人公たち)は、全員が特殊能力者。
個々によって先天性か、後に与えられたものなど、設定はバラバラ。
因みに、全員が全てのポケモンの言葉を理解できるタイプの能力者です。
下記以外は全員、守護神から能力を与えられています。
・先天性能力者:ホクト(葉緑主)、カイト(心金主)、キラ(金剛石主)、アルト(黒主)、ヒトハ(黒弐主)
・先天性後発能力者:ユイ(紅玉主)、ソウキ(青玉主)
(※ユイに限ってだけは、能力開花(中途半端)後、グラードン(グラ・紅玉軍グラードン)から改めて能力を与えらている)
(※「守護神」というのは、伝説のポケモンのこと。
因みに、非マーキャ在住の伝説ポケモンたちも能力を与えることができる。)
■擬人化設定
ポケモンたちはある一定の力を得て、
かつ「守護神」に認められることで、擬人化の姿を取れるようになる。
特に人の姿になったからといって、特別な力を得られるわけではないが、
ポケモンら曰く、行動しやすいとのこと。
また、人間とのコミュニケーションが容易になることも、ある意味で利点と言える。
因みに、擬人化の姿を取れるポケモンでも、原型状態では人の言葉を話すことはできない。
(※「守護神」というのは、伝説のポケモンのこと。
因みに、非マーキャ在住の伝説ポケモンたちも能力を与えることができる。
が、実際に能力を与えているのはアルセウスであって、彼らではない。)
擬人化の姿は基本、原型の姿による影響が最も強いが、当人のイメージ(理想)によって変化する場合もある。
そのため、同じ種族でも髪の色や目の色、肌の色などが違うことがある。
しかし、家族や先祖に擬人化の姿をとった者がいると、その姿がベースになる。
そのため、マーキャ地方出身のポケモンたちは、同種族の場合には姿にバラつきが少ない。
(※ただし、先祖に擬人化の姿になれたものが居ない場合は、
兄弟、家族であっても、能力を与えられた時が違うと、意図的に似るように思わないと容姿にバラつきがでる。)
マーキャ地方では、ポケモンと人間の結婚が認められている。(※擬人化ポケモンに限り)
ただし、誰でも自由にできるものではなく、守護神に結婚を認められなければ絶対に許されない。
また、結婚後に子供を授かることもできるが、それは当事者たちの性交によるものではなく、
守護神から祝福を受けることで授かることができる。そのため、子供は母親と同じ種族に固定される。
因みに、ポケモンの出産は基本的には擬人化の姿で行われる。
人間とポケモンの間に生まれた子供は、それ以降10代に亘ってマーキャ地方から出ることを許されない。
当然、親もマーキャ地方から出ることを許されなくなる。
(※守護神から祝福を受けて子供を身ごもるが、実際はアルセウスが裏技で母体に子供を身ごもらせている。)
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