石の洞窟に来ています。苦手なポケモンはいないので辛くないですが…
迷いまーす。ここは何処ですかー
ダイゴさーん。いるなら俺を助けていただけますかー?
『情けない…』
『ソウキは船にも弱くて、洞窟にも弱かったんッスね!』
失礼なポケモンだ…つーか、俺が迷っているということはお前達も迷ってるんだって…(汗)
『少し気をつけたほうがいいぞ、ここにはココドラ住んでいる様だ』
ココドラ…あー進化するとすごーくごついポケモンになる奴だ。ボスゴドラとか言ったけっ?
「そうそう、こんな感じのーさぁ〜……――――なにーー!?」
つか、目の前にいるヨー!!
『……これはソウキの不幸な力が働いているな』
『やっぱキモもそう思うッスか?オレもそう思ってたんスよ』
お前等…俺以上にずれてるぞ…そんな事言ってないで、逃げるとかいう脳はないのかよ…(泣)
『いやいや、ボスゴトラさんオイラ達、べつにアナタの巣を荒しに来た訳ではないんですよ』
『信用できんな…そう言ってきたポケモンはおおくいた…しかし、皆嘘だった』
……そうだよなぁ〜ボスゴトラとなれば上級者のポケモン…誰だってほしがるよなー
『我々は嘘などついていない。我々の主人は馬鹿だがあくどい事はしない。あと、我々のレベルもきちんと把握している』
「オイ!馬鹿っていうな!」
『!?な、何故人間がおまえの言葉を!?』
『ああ、うちのソウキ特殊体なんッスよ』
と、特主体…俺は特殊生物で人間ではないのかよ…(泣)
ああ、なんだかポケモン達に舐められてるからこんな口皆叩くんだろうなぁ…ああ悲しい…
『……分かったオマエ達を信用してやろう…ところでお前達はこんなところで何をやっている…』
「ええーと…ダイゴって人を捜してるんだよ。俺以外で人間を見かけなかったかい?」
うーむ…どやら俺は野生のポケモンとまで会話が出きるようだな…ボスゴドラ悩んでるし…
『どうやら知っている者はいるようだな』
いる?それは、ダイゴさんがいるのですか?それともダイゴさんのことを知っているポケモンがいるんですか?
『情報をもらえないか?』
『ああ、別に渡す気だ。心配するな…どうやら一番奥にいるようだな…私の背に乗るといい…連れていってやろう。』
「ええぇ!?いいのか…?」
野生のボ、ボスゴドラに乗るんですかー!?うわー前代未聞のケイケンだ…(汗)
『気にする事はない…ここのポケモン達は臆病でな…皆まだお前達のことを怖がっている…だから、失礼な話だが、はやく去ってもらいたい』
「ああ…そうか…ゴメンな勝手に乗りこんできて…」
『気にするなと言っている…さぁ、背に乗れ』
このボスゴドラは本当にいい奴だ。イロイロな事を考えている…。将来この2人もこんなポケモンになってほしいと思った。
 
 
『帰りも送ってやる…用を済ませて来い』
「ああ、ありがとう」
ああ…いいポケモンだ…(泣)ごめんよ!俺一瞬オマエの事欲しくなった!!ゴメンなさーい!!
 
「あのー…すみませんけどダイゴさんですか?」
「ああ、そうだけど?」
「俺ソウキっていう者ですけど…ツワブキ社長から手紙預かってきました」
「親父から?」
「ええ、ちょっと縁がありまして…」
「そうか、わざわざすまないね、コレお礼といってはなんなんだけど俺のお気に入りの技なんだもらっておいてくれ」
「あっすみません」
技マシン…鋼の翼か…ヒキに覚えさせるべきかな?
 
 
「うーん…ボスゴドラいい奴だったな」
本当にいい奴だった。最後の最後に『大分慣れたようだから、暇なら来い』って言われたし…
『ポケモンは皆心は透明なんだ…トレーナーを持つ事で色がつくんだ…』
……キモ…なんだかいい事いったように聞こえるが…
ある意味それって俺に『俺達がこうゆう性格になったのはおまえのせいだ』といいだげじゃないか?
 
 
主人公 ソウキ
手持ちポケ ヌマクロー・スイ ジュプトル・キモ スバメ・ヒキ
コメント ユイのボスゴトラとは多分違います。だってこのボスゴドラだったら自分の仲間傷つけるわけないし…