こんにちは、とても酔いやすいソウキです。
いまも実は酔ってます…(汗)なぜかというと…ポロック作りを見学してて…
「ゔっ…」
『ソウキ、ここで吐くのは勘弁願おうか』
「吐かないよ…」
こうしてキモに励まされというか…尻をたたかれてというか…とりあえずは、生きてます。
後、人様にも迷惑はかけてません。
『しかし…本気でコンテストにでるのか…?』
「そりゃ出るよ。俺はバトルよりこっちの方がいいんだ」
こっちの方がやっぱりポケモン達も怪我しないし…喧嘩も起きないし…平和せいが高いよな。
『そうでもないッスよ』
は?そうでもない??どこがだよ。ポケモンコンテストはポケモンの外見や技を競う競技。
攻撃して相手の体力を削るのが目的じゃないんだし…
あと、このコンテスにでるひとが血の気が多いわけないだろ。
『あーあー』
「なんだよさっきから…………」
幻覚が見える。俺はまだ木の実ブレンダーの酔いがさめていないようだ。
もし現実ならば…ダッシュで逃げてもいいですか?
「あ――ッ!!ソウキ〜〜っ♪」
……そうですか…現実ですか…逃がしてください。逃がしてください。逃がせ。
「キモ!スイ!逃げるぞッ!!!」
『ぬ!?』
『は?』
キモとスイの腕を掴んでドードー並(もののたとえとして)の早さで逃げましょう。
そうでもしないとあの人は地獄のそこまで追いかけてきます。本気です。
「ソウキィ〜〜ッ!逃げないでヨォ〜〜♪」
嫌です。無理です。却下です。不可能です。拒絶です。
頑固として俺はあなたの申し出を聞く気はございません。諦めてください。
『な、なんで逃げるんスかぁ〜!?』
『知りあいならば何故逃げる』
「知り合いだから逃げるんだろ!?カナメ姉に絡まれたら…俺は死ぬ!」
前はこんな拒絶するようなそぶりは見せませんでしたが…実は大の苦手です。天敵です。
あのカナメ姉さんは俺を食おうとしています。俺としては本気で食われたくありません。
死んでも嫌です。勘弁してください。
『ソウキー段々追いついてきてるッスよ』
「仕方ない!ついにコレを使うときが来たか…余り使いたくはなかったが…出て来い!
サイドンッ!!!さん」
カナメ姉を巻くには彼を使わないと無理です。彼なしでは一度も逃げ切った覚えはありません。
今日どうか俺を助けてください。サイドンさん…
『坊!早よう乗れ!』
ああ、サイドンさんのお言葉まで理解できるようになるとは…少しだけ幸せです…(感動)
 
 
 
「サイドンさん、ありがとうございました…」
『なーに、ワイは主に言われた仕事をしとるだけや!気にすんなや!』
『ソウキ、こちらさん誰ッスか?』
「サイドンさんだよ。俺の親友のポケモンさん。そして俺の命の恩ポケモンさん」
『ほな、そろそろワイはもどるさかいな!またあのお嬢がきたら呼ぶんやで!』
本当に有難うございます…サイドンさん…そして、親友よ…!
 
主人公 ソウキ
手持ちポケ ヌマクロー・スイ ジュプトル・キモ オオスバメ・ヒキ ラクライ・ライ
コメント カナメ姉に出会うとソウキ少年、童貞の危機!