やって参りました。トウカジム。語る必要は全くないと思いますが…
ここに俺の親父がいます。俺の苦手な熱血親父です。
『この親にこの子ありか?』と色々言われたらしいな
……俺はバトル嫌いの腰抜け。ところが親父はバトルの鬼のジムリーダーセンリ。
否定する気にすらならないよなぁ…。
『でもオイラはソウキのお父さんみたいな人よりソウキの方が好みッス』
『同意見だ』
『私もご主人様の方が…』
『……(コクコク)』
ゔゔ……!皆有難う…俺…いいパートナー達に恵まれたよ…
『でも、方向音痴と船酔いだけはどうにかして欲しいッスね!』
『あと、その主張の出来ない性格もな』
…………前言撤回…してもいいですか……?
 
ザングースの『つばめ返し』が少々危険でしたが、それを除けば特に問題はありませんでした。
それもこれも、スイとヨウのおかげです。いや、ライとヒキも頑張ってくれています。
『ふんっ…準備運動にもならんな』
いや、レベルの差を考えてくださいよ。お二人とも…すごーくレベル高いんですよ?
余裕で勝ってくれないと…かなり困りますから。
「よく来たなソウキ!私は強くなったお前とバトルをするのを長い間待ち望んでいた…
 そしてやっと、こうやって一人のポケモントレーナーとしてお前と戦えることをうれしく思うぞ」
「……バトルは今も好きじゃない…でも、いつまでも『センリの息子』はいやなんだ…
 この勝負…絶対に勝たせてもらうから」
「………そうだな…お前には色々苦労させたな…だが、このバトルとは別物だ!
 トウカジムをまとめるジムリーダーとして、このセンリ。君の挑戦を受けよう!」
「絶対勝つッ!」
 
 
 
センリとバトル
ケッキング ♂ 28  ヤルキモノ ♂ 30  ケッキング ♂ 31
全タイプ ノーマル  弱点 格闘のみ
攻略ポイント
パートナーと一緒に、格闘タイプのポケモン。ゴーリキー、ハリテヤマを育てておくといい。
あと、30以上のポケモンがいれば、大して苦労することは無いだろう。
しかし、調子に乗って、ヤルキモノと戦うときに草系を用いると、たまに『つばめ返し』を使うので危険。
岩、鋼ポケモンで攻めるのもいいかもしれない。(ケッキングが格闘技覚えてたかも…(汗)
 
 
 
「スイ!マッドショット!!」
『もらったァ―――!!』
スイのとどめの一撃がケッキングにクリーンヒット。このケッキングは親父にとって最後のポケモン。
ようするに… 勝 っ ち ゃ っ た ? ?
『ぃやったッス―!ソウキ!オイラ達やったッスよ!!』
え?マジで勝ったの??俺が親父に…マジで…勝ったの!?
「強くなったなソウキ…まさかここまで強くなるとは思っていなかったぞ」
「いや、俺も本当のこと言うと勝てるとは…」
親父の手前、ついつい強がりを言ったけど…あのときの言葉は空元気からなるものだったんだよなぁ…
人間、気持ちの持ちようでどうにかなるってことなのかなぁ…?
『ついにソウキは自分の大きな壁を乗り越えたッスよ!』
「そう…だな。これも皆のおかげだよ。これからもよろしくな」
『ソウキ、残念だがこれからも、というわけにはいかん。俺はこのジムに残る』
「へ?」
『本来、俺はオダマキの元にいるはずだったが…ちょっとした手違いでお前の元にいた。
 お前と共に旅はしたいが…色々と問題がある。悪いな』
「ソウキ、このジュカインは私の方で預かって欲しいとオダマキに言われたんだが…」
いやだ。ヨウとはずっと一緒にやっていくつもりだったんだ…それを今更……
でも………我侭を我慢しなくちゃいけないときもある。
「わかった…でも……たまにはヨウと旅したっていいよな?」
「ああ、問題ない。そのときはオダマキには適当に私の方から言っておく」
『……ソウキ、今度お前と旅をするときはお前がもっと強くなった時だ。ついでに言えばスイもな』
『余裕かましてられるのも今のうちッスよ。あっという間に追い越すッス』
『ふん。どうだかな…』
 
主人公 ソウキ
手持ちポケ ラグラージ・スイ オオスバメ・ヒキ ラクライ・ライ リリーラ・フル
コメント キモとお別れ…。でも、新しい出会いも待ってます。