トモコレ!
適職鑑定編
松本:唐突だが!誕生日のわかっているキャラ全員、適職鑑定を受けてくること!
志季:………は?
松本:は?じゃない。誕生日が判ってるキャラは全員、適職鑑定受けてきてほしいのよ。
ディーノ:今更な上に、本当に唐突だな…(汗)
アレン:…ってゆーか、そんな連絡事項のためにわざわざ僕たちを呼び出したんですか?
松本:そんなことってなんだ!【キノコの隠れ家】7周年記念(松本の欲望補填)企画のための重要な連絡事項だろうに!
アレン:「そんなこと」って言いたくなりますよ。悲しいことになってますよ、つきやさんが。
松本:ん?
松本:我ながら物凄い人見知りだな!マンションの大家で古参の癖に!
ディーノ:ま、まぁ、日本人特有の「奥ゆかしさ」ってやつだろ(苦笑)
梨亜:つか、物陰に隠れてないで、お茶のいっぱいも出したらどうなのよ。
松本:あー、やめといた方がいいよ?多分、緊張のあまりに――飲み物ぶちまけるから。
梨亜:(やりかねないわね。コイツなら…(汗))
松本:まぁ、我が分身の心配してくれるんなら、早々に階長さんの仕事をしてくださいな。
アレン:……なんだか上手く丸め込まれた気が…。
梨亜:何言ってるのよアレン。まったく上手くないわよ。こいつの分身のために私たちが動くわけ――
松本:大家(母)がお怒りになるぜ?
梨亜:……う゛!
志季:大家さん、普段は気さくないい人なんですけどねぇ…。
銀時:怒ると半端なくコエーよな。あの大家。
梨亜:し、仕方ないわね……!わかったわよ!「仕事」はしてくるわよ!
松本:階長の仕事は、住人のお手本となることだからね!ちゃんと仕事しておくれやすー!
梨亜:…こんの腐れキノコがッ…!!
ディーノ:……後ろ盾ができたとたんに強気だな(汗)
志季:お調子者というか、内弁慶というか……。
キラ:……でも、これが大家さん(母・本物)が知ったら…。
銀時:松本マジで死ぬだろうな。
つきや:あ、あの…こ、このことは他言無用で……。
ディーノ:わかってるって。お前の本体だ、死んだら困るよな。
つきや:い、いえ…困るというか……つまらんというか…。
志季:ん?
つきや:松本が死んだら面白いことが起きないし……。それに濡れ衣の被る奴もいなくなるし…。
アレン:(なっ!この人やっぱり…!!)
志季:(所詮松本さんだ!!)
− 数日後 −
松本:ぅおーい。なんか面白い結果でたー?
つきや:思いっきりネタになったやつはひとつあったよ。ほら。
− 鑑定書拝見中 −
松本:ぶっはー!これはネタ以外のなんでもないな!なにこれ!久々に吹いたわ!
つか、これは大々的にネタとして昇華させてやらねば変態松本の名が廃るだろうよ!!
つきや:わかってます。わかってます。
でもね、この人、自分がネタになること予知して逃げやがってくれちゃいやがってちゃってね。
松本:マジでか。どーするよ?島民総出でひっ捕らえる?大家さん権限で。
つきや:あ、それも面白いな。
松本:なに?別に何か策あるの?
つきや:大家さん権限で秘密裏にとっつかまえようかと。
松本:ああ、その方が労力か掛からんでいいか。ネタ的にはつまらんが。
つきや:んじゃあその分、とっ捕まえてる間にマンション回ってネタかき集めてこいよ、非住民。
松本:…最後の一言でものごっつ好感度下がったぜ。絶対。
つきや:はァ?端から好感度なんて地の底だし、
同一人物なのにここれだけ会話繰り広げられる時点で引かれてるっつの。
2人:…………。
松本:不毛だな。
つきや:ああ、不毛だとも。
松本:んじゃ、行ってくるから捕獲よろしくー。
つきや:はいはい、いったんさーい。
松本:やぁ、少年たち!松本さんだぞ!
獄寺:帰れ!!
松本:帰れといわれて松本さんが帰るわけないだろう!!
ツナ:…な、なんか……いつも以上にテンションが高いね…。
松本:いやー、今回はいつもと違って強気な人間に対して効果覿面の切り札があるからねー。テンションも上がるだわさよ。
山本:ははっ、最強だもんなー。大家さん。
獄寺:ッ!!
ツナ:ホ、ホントに効果覿面…。
山本:けどよ、よく考えたら一番効果があるのって松本自身なんじゃねーの?
松本:おうよ!ある意味これは、無理心中に近いのかもしれないね!
ツナ:え、えぇー……。
松本:さて、松本さんと無理心中しないためにも、適職発表しようぜー!
山本:おうっ、いいぜ。
ツナ:うっ…ちょっと恥ずかしいんだけどなぁ…。
獄寺:なに言ってるんスか10代目!恥ずかしがることなんかないッスよ!
ツナ:で、でもなぁ…。
松本:退けば老いるぞ!臆せば死ぬぞ!!
ツナ:作品違うから!!それ、この島にいない人の作品の台詞だから!
松本:そーれ!鑑定書取ったー!
ツナ:えっ…?ああ!!
獄寺:テメェ!何しやがる!!
松本:だってツナがいつまで経っても尻込みするからさー。……んで?どれどれ…。
− ツナ、鑑定結果――【農家】 −
ツナ:その微妙な表情やめてくれる?
山本:ツナらしいっていえば、ツナらしいよな。
松本:ジョークとはいえ、マフィアのボスの適職が農家ってのもどうかと思うけどな。
獄寺:ハッ!やっぱテメェはバカだな。農園や果樹園の経営者がマフィアのボスだった事例はいくらでもあんだよ!
しかも、そこからのし上がっていった連中もいる。マフィアの表の顔として農家ってのはプラスなんだよ!
ツナ:ええぇっ!?そうなの!?
獄寺:じゅ、10代目!?なんでそんなにガッカリするんですか!
ツナ:みんな諦めてくれると思ってたのに…!
志季:お〜、ツナは根っからのマフィアっ子ってわけか。すごい的中率だね適職の館。あ、やまもっさんは?
山本:ん?俺か?俺はこれだぜ。
− 山本、鑑定結果――【発明家】 −
松本:いきなり外れやがった!…どれ、ついでにごっきゅんのも見てしまおう。
− 獄寺。鑑定結果――【騎手】 −
松本:……逆だったらすんなり納得できたんだけどね。
山本:確かに、俺が発明家ってのは、いまいちピンとこねーな。獄寺は……鑑定結果を読むとちょっと微妙だな。
松本:だよねー。「石橋を叩いて渡る性格ならぬ――手綱を腰に巻きつけて乗る性格」ってどんだけ心配性なのよ。
山本:どっちかっつーと、獄寺、あんまり後先考えずに体が飛び出すタイプだしな。
獄寺:んだと!?テメーにだけは言われたくねぇ!
松本:もっさんは飛び出していいんだよ。超前衛タイプなんだから。
ごっきゅんは中距離支援タイプなんだからつっこんじゃアカンでしょーよ。
獄寺:ぅんぐ…!
ツナ:的確なツッコミだね(苦笑)
松本:歳を負うごとに身にしみるのよ、中距離支援型の重要性が!
冬輝:要するには年々RPGにのめり込んでるって事だね。
ツナ・獄寺・松本:ぅおあ!?
ディーノ:オイオイ、そんなに驚くことないだろ(苦笑)
ツナ:ディ、ディ、ディ、ディーノさん!?どうしたんですかその怪我!!
山本:スクアーロも大丈夫かよ?!結構深手じゃねーか!
スクアーロ:…ッチ、かすり傷だぁ…。
松本:どうだ!我が子の底力!
冬輝:…その我が子に底力を出させるまでの付加をかけたのは誰かな…?
松本:兄さん!怖い!笑顔がものごっつ怖い!!
冬輝:怖がるようにやってるからね。
ディーノ:まぁまぁ冬輝、落ち着けって。もう済んじまったことだ、あとは成り行きに任せようぜ。
冬輝:…それもそうだね。今回に限っては松本さんの意図によるところじゃないしね。
松本:そーですよ!ネタにしてキャッキャしてるのは「悪いこと」だと思うけど、結果は偶然だ!!
ツナ:な、なんか普通に正しいこと言ってるようにも聞こえる…(汗)
ディーノ:けど、「悪いこと」とわかっていながらやる辺りどうかと思うぜ?
松本:しかたないでしょ。ネタゲーでネタ発掘しないでどーするの。
それに、たまにイベント起こさないと住民側もつまらないでしょ?
冬輝:それに関しては同感だね。
ツナ:(あっさり肯定した――!)
松本:んでは、ネタに戻ってディーノさんたちの結果を……
− ディーノ、鑑定結果――【カリスマ美容師】 −
− スクアーロ、鑑定結果――【社長】 −
− 冬輝、鑑定結果――【タクシー運転手】 −
松本:構図としては最高なんだけど、実際に髪を切られるのはなんか不安だね。ディーノ氏だと。
冬輝:近くにロマーリオさんでも居てくれれば何の心配もないけど、ディーノ一人になったときが怖いね。
スクアーロ:まったくだぁ。
ディーノ:な、なんだよお前ら!俺一人じゃ美容師も務まらないってのかよ!
松本:うん。
冬輝:もちろん。
スクアーロ:当然だぁ。
ディーノ:……ッ!!(怒)
ツナ:ディ、ディーノさん!落ち着いて!!相手が悪すぎます――!
獄寺:(完璧に仕上がるか、つるっぱげになるか――二つに一つの大博打だな)
山本:(部下の人がいねーと、はしも満足に使えなくなるからな、ディーノさんは(苦笑))
冬輝:――あと、スクの社長というのも意外だね。
松本:鮫さんは中間管理職で上と下に挟まれてゲッソリするのが仕事だからね!
冬輝:…誰もそこまで言ってないよ(汗)
スクアーロ:ハッ、企業経営なんざ俺の性に合うわけねぇだろうがぁ。
冬輝:そうでもないと思うけどね。
中間管理職にも向くということは、気遣いのできる人間だということだし――まとまりのある会社になると思うよ?
――でも、俺もスクの潜在能力は中間管理職の中でこそ光ると思うよ(笑顔)
スクアーロ:……テメェのその顔は面倒事の前触れだぁ。つきあわねぇぞぉ。
冬輝:いやだなぁ、俺は何も企んでないよ?俺はね。
− 松本を睨むスクアーロ −
松本:ヒィ!ワ、ワシだってなんも企んでないよ!
スクアーロ:コイツが企んでないなら、テメェしか面倒なこと企む奴ぁいねぇだろぉ!!
冬輝:さーて、どうなることやら(笑顔)
山本:(冬輝兄さんは全部分かってる気がしてこえーのなー(苦笑))
ツナ:そ、そういえば、雲雀さんや骸たちの判定結果はどうしたのっ?(汗)
松本:ああ、それは手に入れてきてる。ほれ。
− 雲雀、鑑定結果――【スタントマン】 −
− 骸、鑑定結果――【空手家】 −
− ベルフェゴール、鑑定結果――【ギタリスト】 −
松本:あのメンツは、呼ぶのも怖いし、行くのも怖いからね!
ツナ:ここの骸は割りと温厚だけどね(苦笑)
松本:確かに。サラダ食べて踊りだすぐらいだからね。
ツナ:(それは食べ物違うだけでみんなやるんだけどね…)
獄寺:スタントマン……。絶対に雲雀に向いてねーだろ。
山本:確実にやられる方じゃなくて、やる方だよなー(苦笑)
冬輝:でも、こっちのベルのギタリストっていうのは――鑑定結果を読むとどんぴしゃだね(苦笑)
スクアーロ:「やる気もない感じの方が時代の求めるスターって感じ?」。……まさに…。
スクアーロ:う゛お゛ぉ゛い゛……。更にベルが調子に乗るだろがぁ…!!
松本:わ、ワシらに怒られても…!
何度も言うようですが、鑑定結果はワシがどうこうした訳じゃないんだってのー!
− 突然流れ出す○ースベイ○ーのテーマ −
ツナ:ん…?誰の携帯??
ディーノ:俺じゃないぞ?
獄寺:俺でもないッス。
山本:俺も。
ツナ:ということは…?
冬輝:……ん、わかりました。それじゃ、手筈通りにお願いします。
………そう、それは楽しみですね。…はい、了解です。では、後ほど。
ツナ:ふ、冬輝兄……。い、いったい誰から…?
冬輝:あはは、誰だと思う?
ツナ:(きょ、曲が曲だったし…)
ディーノ:(…だよな?)
獄寺:(……いや、あいつ特有の冗談なら…)
山本:(う〜ん…冬輝兄ならやりかねないような……)
スクアーロ:(おう…やつならやりかねねぇぞぉ…!!)
松本:うふふ、正解!夏希姉さんでしたー!
冬輝:大家さんには言わないでおくよー。さ、移動しようか。
松本:おいやさー!
緊急ニュース速報
蓮布:緊急ニュース速報です。
只今より、憩いの広場にて【キノコの隠れ家】7周年記念イベントを行います。
参加は無料ですので、みなさまご友人などを誘って、ふるってご参加ください。